水生生物ウォッチングin神寄川
主催:恵久美を元気にする会 協力:恵久美環境保全会
自然とのふれあいを通じて、子ども達は生態系の繊細さや環境保護の重要性を理解するようになります。また子ども達の心に安らぎを与えます。自然環境の静けさや穏やかなリズムは、ストレスを軽減し情緒の安定を促します。
去る2024年8月18日(日)午前中、恵久美西沼寺南側の神寄川で第3回「生き物教室」が行われました。当日は猛暑の中にもかかわらず10名の子ども達が水生生物採集に挑戦しました。
実施が遅くなったために川底に泥が堆積して子ども達も採取には苦労したようです。それでもヌマエビやメダカはたくさん採取できました。
今年も、元愛媛大学教育学部名誉教授の家山博史さんに参加していただいて、子ども達の質問に分かりやすく説明されていました。高学年の子ども達と大政浩史さん(岡田西)が協力してモズクガニや魚のブルーギルを採取した時は歓声が上がり、大人も童心に還り大喜び。微笑ましい光景も見られました。
教室は大政浩史さんの作業場をお借りして、家山先生の生き物教室を開講しました。採集した水生生物
を資料にして、生き物の世界を講義していただきました。質問も「卵をうむのか」「何を餌にしたら良いのか」など子ども達から質問を受け、家山先生も驚かれておりました。
採集できた水生生物は次の通りです。(家山先生調べ)
カワカイメン・ナミウズムシ・シマイシビル類・イトミミズ類・タイワンシジミ・ドブシジミ・カワニナ・ミズムシ・ミナミヌマエビ・モクズガニ・オイカワ・タナゴ類・ブルーギル・ヨシノボリ類、視認でコイ・ナマズを確認できました。
今回も家山先生をはじめ作業場を提供していただいた大政浩史さん、恵久美環境保全会の皆さんのご協力で実現できました。心より感謝申し上げます。
この生き物教室を通じて、子ども達が水生生物への興味を深め、自然と触れ合いながら楽しく学べる場として、子ども達には貴重な経験となったのではないでしょうか。
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